水戸市見和でLIXILのトイレからTOTOのトイレに交換します
- 大内 涼
- 施工途中紹介
今日は水戸市見和でトイレの交換のご相談を受けました。
トイレは毎日使用するものなので、
できるだけ良いものがいいですよね。
今回はお客様の希望でLIXIL製のトイレから
TOTO製のトイレに交換します。
メーカーが変わっても作業内容は同じなので順を追ってご説明します。
既設のトイレは便座に操作部が付いている、
【袖付きタイプ】の便座なのでトイレを広く使える
【リモコンタイプ】のトイレに交換します。
早速トイレを外すと既設の排水アジャスターが出てきました。
今回はきちんと糊付けがされていたので専用の工具を使って、
排水アジャスターを外していきます。
排水アジャスターに糊付けがされていない現場もあります。
下記のURLをご参照ください。
https://www.smilehome-mito.com/blog/other/blog-8466/
※リンク先、少々閲覧注意です。
排水アジャスターを外す作業と並行して、
メーカーが異なる止水栓も交換します。
かなり低い位置に止水栓が付いたのでスマートに見えます。
既存の排水管の寸法、管種を確認して専用の部材を使って立ち上げます。
LIXILのトイレとTOTOのトイレを交換する際に大きな違いの一つが、
LIXILのトイレは床と排水管がツライチ、
TOTOのトイレは床から6㎝立ち上げるところです。
※機種、排水芯変更によって必ずしもこの条件とは限りません。
今回はTOTOのトイレで6㎝立ち上げるので専用の部材を使います。
【持ち出しソケット】を使用して立ち上げても良いのですが、
施工性を重視して弊社ではTOTO製の専用アダプターを使用しています。
排水管の口径、管種の違いを一つの部材でカバーできるので
とても重宝しています。
排水管の口径、管種を確認して組み立てたら既存の排水管に接続します。
もちろんきちんと糊付けをして接続します。
排水管を立ち上げたら専用の型紙を使って位置を出します。
このときにトイレ室の寸法を測って、
中心にトイレを取り付けできるように位置出しをします。
付属の排水アジャスターを取り付けて、
便器を固定する部材も床にビス止めして便器を取り付ける段取りができました。
しつこいようですが排水アジャスターには当然糊付けしてあります。
トイレを交換したのに水漏れがするようでは本末転倒ですからね。
便器を設置しました。
ここでなにか違和感を感じます…
違和感の正体はこちらでした。
タンクと壁の隙間がゼロです。
何故こうなってしまったかというと、
既存の排水管の中心が壁から200mm離れているのが
正規の位置なのですが実際に測ってみると
170mmで立ち上がっていました。
経験上ギリギリ付くかどうか微妙な誤差でしたが、
本当にギリギリでタンクの取り付けはできました。
今回取り付けるトイレはTOTOの便座で最上級グレードの
【アプリコット】シリーズなのでタンク内に自動洗浄ユニットを取り付けます。
※アプリコットでも自動洗浄なしのタイプもあります。
まず通常の手動洗浄ハンドルを外して、自動洗浄ユニットを取り付けます。
ちなみにTOTOの便座なら後付けもできます。
自動洗浄ユニットを取り付けたら配線を便座に接続して完了です。
今までの袖付きトイレからリモコン式に替わったので
見た目もスッキリして自動洗浄も付いて利便性も向上して、
大変喜んで頂けました。