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水戸市城南で在来工法の浴室からユニットバスへ交換をご提案しました

  • 大内 涼
  • 施工途中紹介
今日は水戸市城南で在来工法の浴室から
ユニットバスに交換する工事を段階を追って解説します。

在来工法の浴室とは、土台・柱・梁・筋交いで
他の部屋と同じように浴室スペースを作り、
周囲に防水加工を施した浴室のことです。

今回はご年配のお客様で、冬場の寒さがつらいとのことでしたので
ご予算やメンテナンス性などトータルで考えてユニットバスをご提案しました。

タイル貼りの在来工法の浴室です












在来工法のメリットはユニットバスと違い、
様々な大きさやデザインに仕上げることができることです。
浴槽はもちろん、壁や床などを好みの素材で仕上げることができ、
ヒノキ風呂や大理石やタイルで仕上げた風呂も在来工法の浴室となります。

 

デメリットは、工期と費用がユニットバスより長くなることです。
施工にさまざまな業種の職人さんが必要になることが多く、
材料費もかさむのでコスト面でも高くなります。
また、ユニットバスと比べると防水機能が劣りますので、
定期的なメンテナンスを行わないと水漏れで下地の腐食の心配もあります。

そして、ユニットバスよりも掃除に手がかかります。


他に心配されることとして、冬場の寒さの影響を受けやすく、
ヒートショックなどの事故もユニットバスより
在来工法の浴室のほうが多く発生する可能性があります。

脱衣場も木造で立派な造りです











次回、在来工法の浴室を解体します。