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水戸市渡里町 穴が開いた軒天をケイカル板で塞いで害獣対策 完工

  • 大内 涼
  • 施工途中紹介
今日は前回のブログで穴が開いてしまった軒天の補修工事の様子を掲載します。
穴が開いてからしばらく経つようで、動物が歩くような音がしていたと
お客様からご報告を受け、軒天の動物が入るような穴を
ケイカル板を使用して塞いでいきます。
まずは施工前の写真がこちらです。
軒天が劣化して、簡単に害獣が出入りできそうな穴が開いてしまっています。
お家の裏側の軒天の施工前 穴が開いていますお家の玄関側の軒天の施工前 穴が開いています











穴が開いてしまっているところは上から増し貼りができないので、
劣化した軒天をはがしていきます。
劣化した軒天をはがしていきます劣化した軒天をはがし終わりました











劣化した軒天をはがしたら、ケイカル板という軒天材を貼っていきます。
はがしただけではケイカル板は貼れないので、補強材として垂木などを
寸法に合わせて加工して組み上げてからケイカル板を貼っていきます。
ケイカル板とは、珪酸カルシウム板の略称で、
ケイ酸質原料、石灰質原料、補強繊維などを主原料とし、
耐火性、耐水性、断熱性に優れています。
今回のような軒天の修繕工事の際によく用いられます。
ケイカル板を貼っていきます











お家の裏側の軒天の修繕が完了しました。
続いて正面の玄関側の軒天を修繕していきます。
お家の裏側の軒天が貼り終わりました











お家の正面側も穴が開いているので、増し貼りはできないため、
同じように劣化した軒天材をはがしていきます。
はがす際に大量の鳥の巣が出てきました…。
やはり穴が開いていると害獣の侵入や鳥の巣を作られてしまいます。
玄関側の軒天をはがしていきます











裏側と同じようにケイカル板を貼って、
玄関側の軒天も修繕完了です。
これで穴は完全に塞がりました。
玄関側の軒天にケイカル板を貼っていきます玄関側の軒天が貼り終わりました











最後にまだ穴は開いてはいませんが、
はがれてきている軒天を修繕します。
穴は開いていませんが劣化して剥がれてきている軒天を増し貼りします











幸い、穴は開いていないのでここの部分は増し貼りで修繕ができます。
しっかりとボンドを塗布して貼ります。
写真にはありませんが、玄関側も裏側も、
きちんとボンドを塗布していますのでご安心ください!
ケイカル板にボンドを塗布します











既存の軒天にケイカル板を貼って完工です。
掃き出し窓側の軒天は増し貼りで対応しました











最後に施工前と施工後を並べてみますのでご参照ください。
お家の裏側の軒天修繕施工前・施工後
お家の裏側の軒天修繕施工前お家の裏側の軒天修繕施工後











玄関側の軒天修繕施工前・施工後
玄関側の軒天修繕施工前玄関側の軒天修繕施工後











掃き出し窓側の軒天修繕施工前・施工後
掃き出し窓側の軒天修繕施工前掃き出し窓側の軒天修繕施工後











こちらで軒天の修繕工事は完了しました。
お客様に確認していただき、綺麗になった軒天を見て、
「もっと早くお願いすればよかった(笑)」と言っていただけました。
同じような穴が開いているお家をよく見かけますが、
規模にもよりますが、修繕工事であれば1日~2日程度で完了しますので
軒天に穴が開いてお困りの方はお気軽にご相談ください。