水戸市東大野町で直圧式の石油給湯器を給水、給湯配管から交換します
- 大内 涼
- 施工途中紹介
前回は直圧式と貯湯式の給湯器の違いを解説をしました。
詳細は下記のURLをご参照ください。
https://www.smilehome-mito.com/blog/other/blog-8146/
今回は施工途中を紹介していきます。
既設の給湯器は長府製の
ステンレス外装の直圧式の給湯器です。
沿岸部にお住いの方ですと塩害の可能性があるので
ステンレス外装の給湯器をオススメしますが、
少しだけ標準外装の給湯器よりも値段が上がります。
(約1万円前後)
本体の中身は同じものを使用しているので
見た目にこだわりたい方は沿岸部以外の方でも
ステンレス外装を選ぶこともあります。
前置きが長くなりましたが、施工していきます。
まずは既存の給湯器の配管を
保温材をはがして確認します。
今回はステンレス製の【モルコ】の配管でした。
築年数が経っているお家ですと鉄管を使用していることが多く、
鉄管だと配管の融通が利きにくいデメリットがあります。
モルコの配管は利便性が高いので接続した際の見た目も
綺麗に仕上がりますし、錆に強いメリットがあります。
追い焚きの配管も外して中のパッキンを交換します。
このときに綺麗にはがさないと漏水の原因になるので
カッターなど鋭利な道具で丁寧にはがします。
給湯器のメーカーが変わると配管の位置が変わるので
(今回は長府製からコロナ製)
ある程度配管の位置を決めたら油圧式のプレス機で
モルコの配管を圧着します。
一度圧着するとやり直しが利かないので
慎重に作業を行います。
モルコの配管を途中から、
フレキシブルの配管に変更しています。
このフレキシブルの配管に変更することにより
次回以降また給湯器が故障した際に
交換しやすくなるメリットがあります。
もちろんステンレス製なので錆にも強いです。
配管が終わったら固定金具を使用して
給湯器本体を外壁に固定します。
コロナ製の給湯器は施工時の持ち手を外して
固定金具を取り付けます。
お家の中の台所リモコンを交換します。
併せて浴室のリモコンも交換します。
リモコンの四方をコーキングで防水処理します。
稀にですが浴室リモコンが
コーキング処理されていないお家がありますが
防水処理をせずに故障した場合、
メーカー保証の対象外になるので
弊社では必ずコーキング処理をします。
配管が完了したら凍結防止の保温をして
全周にキャンバスを巻いて美観と紫外線対策を行います。
長府製の直圧式給湯器から
コロナ製の直圧式給湯器に交換完了しました。
石油給湯器の標準工事でしたら
朝9時頃から開始してお昼前には
完了しますのでなるべくご不便をかけないように
かつ、丁寧に作業しますのでご安心ください。