水戸市千波町で経年劣化した雨樋の交換をしました(横樋、縦樋)
- 大内 涼
- 施工途中紹介
前回の現地調査で隣家との雨漏りの
トラブルが発覚した雨樋を根本的に直します。
まずは大元の原因の横樋を全部交換します。
止まり(エンド)という部材を横樋の片方に取り付けます。
これがないとだだ漏れになるので忘れずに最初に取り付けます。
続いて集水器に雨水を流すための穴をあけます。
弊社ではドリルで穴をあけますが、
切り込みを入れて、開いている雨樋も見たことがあります。
雨水を流すための穴をあけたら
集水器を取り付けます。
構造上、この順番を間違えると
後から取り付けができなくなるので
一つ一つ確認しながら作業します。
横樋1本(約4m)では足りないので、
ソケットを取り付けて延長します。
既存の経年劣化してしまった横樋を外して、
先ほど段取りをした横樋を取り付けていきます。
縦樋は詰まりなどはなかったので、
貫通部分から交換となると、
大掛かりな工事になるため、費用と日数の都合上
貫通部分はそのまま残して途中で切断して
ソケットを取り付ける方法にしました。
ソケットと縦樋を集水器に繋いで完了です。
現地調査の翌日には完了しましたので、
お客様もご安心していただきました。
隣家の方にも確認をしていただき、
双方ご納得いただけましたので雨漏りトラブルは一件落着です。
これまでこのような事例は何件かありましたので、
大きなトラブルになる前に是非ご相談ください。