水戸市城東 漏水で腐食したトイレ室の床を捨て張り工法で施工、便器の撤去
- 大内 涼
- 施工途中紹介
前回のブログでは、床がブカブカになってしまった隅付けトイレの現地調査について触れましたが、
今回はその原因となった漏水する便器の撤去、腐食してしまったトイレの床の張替えの様子を紹介します。
まずは既存の便器を外す前に、ウォシュレットは再利用するので傷を付けないように外しておきます。

タンクも再利用なので、便器と接続されている洗浄管(タンクから伸びている銀色のパイプです)を外して、交換が必要な洗浄管と便器を撤去します。


便器を撤去したら、床の解体を行います。
幸い、表面だけの腐食で下地となる根太に腐食はありませんでした。


床の解体が完了したら床を新しく張っていきます。
今回は二重張りで施工します。
二重張りは捨て張りともいいます。


次回はクッションフロアの施工、新しい便器の設置の様子を掲載します。
今回はその原因となった漏水する便器の撤去、腐食してしまったトイレの床の張替えの様子を紹介します。
まずは既存の便器を外す前に、ウォシュレットは再利用するので傷を付けないように外しておきます。

タンクも再利用なので、便器と接続されている洗浄管(タンクから伸びている銀色のパイプです)を外して、交換が必要な洗浄管と便器を撤去します。


便器を撤去したら、床の解体を行います。
幸い、表面だけの腐食で下地となる根太に腐食はありませんでした。


床の解体が完了したら床を新しく張っていきます。
今回は二重張りで施工します。
二重張りは捨て張りともいいます。


捨て張り工法の目的とメリット
捨て張り工法は、主に以下のような目的とメリットがあります。
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床の強度と安定性の向上:
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床のたわみやきしみを防ぎ、頑丈な床を作ることができます。
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下地がしっかりしていることで安定性が増します。
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平滑な下地の確保:
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根太(ねだ:床を支えるための木材)の上に直接床材を貼る「根太張り工法」に比べ、捨て張りを行うことで、
より平坦で均一な下地を作ることができます。これにより、仕上げ材の仕上がりが美しくなり、床鳴りなどの不不具合も発生しにくくなります。
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断熱性・防音性の向上:
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下地合板が加わることで、床下に一層の層ができるため、断熱性が向上し、冷気や湿気の侵侵入を防ぐ効果が期待できます。
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音や振動を吸収する効果もあり、階下への音漏れを軽減する遮音効果も期待できます。
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施工性の向上:
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平坦な下地ができるため、その後の仕上げ材の施工がしやすくなります。
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床鳴りなどの不具合の防止:
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下地がしっかりしていることで、経年による床鳴りやたわみといった不具合のリスクを低減できます。
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次回はクッションフロアの施工、新しい便器の設置の様子を掲載します。



