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水戸市白梅 テナントのはがれかけていた長尺シートを貼り換えました

  • 大内 涼
  • 施工途中紹介
今日は水戸市白梅のテナントビル内の階段のはがれかけていた長尺シートの貼替工事を行いました。
以前、このテナントビルのオーナー様から塗装のご依頼を受け、リピートでご依頼をいただきました。
施工前の状況が以下の写真です。
長尺シートがはがれかけて、膨張しているのが見受けられます。
長尺シートがはがれかけて、膨張しているのが見受けられます











長尺シートとは?

長尺シート(ちょうじゃくシート)とは、主に塩化ビニル樹脂(塩ビ)を原料としたシート状の床材のことです。
「ビニル床シート」や「塩ビシート」と呼ばれることもあります。

耐久性や耐水性に優れているため、学校や病院、オフィスビル、マンションの共用部など、
土足で歩く場所や人通りの多い場所でよく使われています。


長尺シートの主な特徴とメリット

  • ・高い耐久性: クッションフロアなどに比べて非常に丈夫で、物を落としても破れにくく、
    家具などを置いてもへこみが残りにくいのが特徴です。

  • ・優れた機能性: 防水性、耐薬品性、耐油性、耐熱性に優れているものもあり、さまざまな環境に対応できます。
    また、表面に凹凸があることで滑りにくく、クッション性のあるものは転倒時の衝撃を和らげる効果も期待できます。

  • ・メンテナンスが容易: 汚れがつきにくく、水拭きなどで簡単に清掃できます。
    長期間ワックスがけが不要なタイプや、ワックスフリーのものもあります。

  • ・豊富なデザイン: 木目調や石目調など、様々な色柄があり、リアルな質感を表現できるため、デザインの自由度が高いです。

  • ・遮音効果: ある程度の遮音効果も期待できます。

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長尺シートのデメリット

  • ・コストが割高: クッションフロアや塩ビタイルと比較すると、材料費・施工費ともに高くなる傾向があります。

  • ・施工に専門技術が必要: 厚みがあり重量もあるため、DIYには向かず、プロの施工が前提となります。
    特にシート同士の継ぎ目の処理には、雨水やゴミの侵入を防ぐために溶接などの専門的な技術が必要です。

  • 小規模な場所に不向きな場合も: 一定面積以上の注文が必要な場合があり、小規模な住宅などでは導入しにくいことがあります。

長尺シートは、その高い機能性と耐久性から、特に人通りが多く、汚れや摩耗が懸念される場所の床材として非常に有効な選択肢です。

要約すると、今回のようなテナントビルのような土足で歩く、人の出入りが多い共用部では長尺シートが最適解と言えますね。

さて、作業の説明に戻りますと、既存の長尺シートをはがして下地を整えます。
でこぼこしているところはパテを使って表面を平らにします。
既存の長尺シートをはがして下地を整えますでこぼこしているところはパテを使って表面を平らにします












糊を床面に塗布して長尺シートを貼ります。
糊を床面に塗布して長尺シートを貼ります糊を床面に塗布して長尺シートを貼ります












施工前後を並べて比較しました。
クリーム色が施工前、ピンク色が施工後です。
凹凸もなく綺麗に仕上がりました。
施工前施工後












今回の工事のように個人のお客様だけではなく、
法人の方からの工事も承っておりますのでお気軽にご相談ください。