今回は前回取り付けた便器に新しいウォシュレット便座と壁リモコンを取り付けます。
新しいウォシュレット便座を取り付けるための付属の台座を便器に取り付けます。
この台座は、前後にメモリが付いていて、便器の大小問わず取り付けることができます。
現行の便器はほとんど「大型便器」に分類されますが、古い便器ですと標準（小型）になるため、
便座のみの交換の場合は位置を変えることによって、ぴったりと取り付けることができます。

台座にウォシュレット便座をカチッとスライドさせて取り付けます。
ここまではＤＩＹでもできるくらい簡単な作業ですが、
止水栓からタンクとウォシュレット便座に給水管を分岐させないといけないため、
この分岐の工程は多少難易度が上がります。

壁にリモコンを取り付けて完了です。
既存のトイレも壁リモコンのタイプだったため、
元々のリモコンが付いていた穴を隠すように新しいリモコンを取り付けます。

最後にビフォーアフター。
既存のトイレはLIXIL製のタンクと便座が一体型のトイレでしたが、
新しいトイレは便器・タンク・ウォシュレット便座の組み合わせトイレです。

タンクと便座が一体型のトイレ（既存のトイレ）は
見た目は一体感がありスッキリと見えるのですが万が一便座部分が故障した際に、
タンクごと取り換える必要があるため、修理・交換費用が高くなります。

新しく取り付けた組み合わせトイレは便器・タンク・便座と全て独立しているので
便座部分が故障してもタンクや便器はそのまま流用できるので
便座の交換だけで済むので修理・交換費用を抑えることができます。
ちなみにトイレの故障で圧倒的に多いのは、便座（ウォシュレット機能）です。
どうしても電気機械部品を使用しているので仕方のないことなのですが…

今回の工事は着工から2時間ほどで交換完了しました。
水漏れから発覚したトイレ交換工事でしたが、床が腐食する前に対応できて
ご満足いただけました。