水戸市河和田町で廊下を明るい色の木材を使って増張りしました
- 大内 涼
- 施工途中紹介
今日は前回、作業前の段取りをした
水戸市河和田町の廊下の
フローリングの増張り工事を紹介します。
作業前段取りの様子は下記のURLをご参照ください。
https://www.smilehome-mito.com/blog/other/blog-8289/
まずは床材を張る前に障害物を全て
外して新しい床材を張っていきます。
新しいフローリング材を張る前に
まずは仮置きして扉などに干渉しないか
確認をしてから張ります。
固定する前に専用のボンドを塗布して・・・
コンプレッサーを使って
フロアタッカーで止めていきます。
ホチキスの超強力版のようなイメージですね。
フローリング材には凹凸があるのですが
凹の部分にタッカーで止めるので
フローリングを全て張ったときに
引っ掛かったりすることはないのでご安心ください。
順調に張っていきます。廊下のL字部分まで張りました。
このまま貼っていくと木目がずれて
不自然になるので【見切り】を入れます。
見切りを入れる前に巾木を加工して、
ズレのないように納めます。
【見切り】を入れました。
L字の角の部分で木目が縦と横の境界になるので
このような部材を使用します。
L字の角の部分でも違和感なく仕上がりました。
残すは玄関部分です。
玄関は框を残してフローリング材を張ります。
框部分には先ほどの見切り材を使います。
玄関の框(かまち)とは?
取り付けられた横長の部材です。
靴を脱いで上がる段差の側面に設置されており、
主に以下の役割を果たします。
- 上足と下足を明確に分ける:
- 日本の住宅では、一般的に土間で靴を脱ぎ、
- 室内では裸足で過ごします。
- 框は、この上下の空間を視覚的に区別し、
- それぞれのエリアを清潔に保つのに役立ちます。
- 室内の床端部を隠して見た目を良くする:
- 床材の端部を框で覆うことで、
- 床全体の見た目が整い、より洗練された印象になります。
- 強度を高める: 框は、床に強度を与え、
- 人が歩く際の負荷を分散する役割も担っています。
框は、玄関の顔とも言える重要な部位です。
玄関を開けた瞬間、まず目に入るのが框となるため、
そのデザインや素材選びは、住空間全体の印象を左右します。
これは既存の框部分です。
フローリング材を張っただけでは、
下の画像のようにフローリング材の
端部が見えてしまいます。
見切り材を既存の框に取り付けて完了です。
カンナで見切り材を微調整して、
新しいフローリング材とフラットになるように
ピッタリと納めました。
新しいフローリング材は、
照明が反射するほど光沢があり明るいです。
イメージが全く変わって、段差も解消されて
お客様に喜んで頂けました。
今回のようなフローリングの増張りや
床の組み換えなどの大工工事や
給湯器などの設備工事、
その他塗装工事などリフォーム全般を
行なっていますのでお家のことで
お困りの方は是非ご用命ください。