水戸市城東で足を伸ばせる浴槽への入替工事をしました
- 大内 涼
- 施工途中紹介
今日は水戸市城東で、
浴槽の入替工事を行いました。
今回の工事のきっかけですが、
現調・聞き取り調査をしたところ、
現在のTOTO製の浴槽を取り付けた当時、
横幅が1400mmの浴槽と
1600mmの浴槽2つのプランがあったそうです。
当時は1400mmの浴槽で十分だと思い、
小さいほうを選んだそうですが
やはり足が伸ばせないのは窮屈らしく、
広い浴槽にしたいとのご要望でした。
写真の浴槽右側がデッドスペースになってしまっていて、
お客様ご自身で板で造作して隙間を埋めていました。
お客様の浴室は在来工法(タイル張り)の浴室で、
タイルを斫れば入る浴槽はあるのですが
その場合だと大掛かりな工事になってしまいます。
タイルを斫らずに寸法に合う浴槽が
なかなか見つかりませんでしたが(当時のTOTO製は製造中止)
お客様の浴室にほぼピッタリ合う浴槽を見つけ、
大掛かりな工事をせずに
浴槽を交換できる旨をお伝えしたところ、大変喜んで頂けました。
さっそく浴槽を手配して既存の浴槽を撤去しました。
新しい浴槽には追い焚き用の
循環金具を取り付ける穴があいていないので、
施工する際に穴をあけます。
追い焚き用の循環金具を取り付けました。
上のシルバーの部分はお風呂が溢れないように
するためのオーバーフロー防止の部材です。
新しい浴槽は既存の浴槽よりも低く、
横に広い作りになっていて
ゆっくりと足を伸ばして
お風呂に入ることができます。
また、高さが低くなっているため、
お風呂での事故防止にもなります。
工事が終わりお客様とお話をしていると、
「実は…」と話を聞くと他社様にも
浴槽入替のご相談をされていたようで、
他社様はタイルを斫る大掛かりな工事を提案してきたそうです。
もちろん、タイルを斫って
大きな浴槽を取り付けるのは
一つのパターンとして間違ってはいないのですが
お客様のご予算や、工期的な問題もありますので
綿密にお客様と打ち合わせをして、
お客様に合ったプランを提案することが大事だと感じた工事でした。
浴槽は現調の段階できちんと浴室の寸法を測り、
ほぼピッタリ収まり、足を伸ばせる浴槽を
選定したので大変満足して頂けました。
今回のように工事の方法で金額が変わることは多々あります。
弊社ではお客様のニーズに沿った商品をご提案しますので
どのように交換したら良いのかわからない場合等、是非ご相談ください!